アウトプット大全

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学びを結果に変えるアウトプット大全 [ 樺沢 紫苑 ]
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きっかけ

Youtubeで著者の動画を見たことがきっかけ。見ると何か少し前向きになる内容です。偶然、書店で見つけて読んでみようと思いました。

読んでわかったこと、変わったこと

 何かを覚えるには、「フィードバック」が鍵であること、気持ちを言葉にして、書くことで、行動や変わってくることが分かりました。

 本書で言う「アウトプット」とは、話したり、書いたり、行動することです。読んだり聞いたりしたことをアウトプットすることにより、脳に定着する可能性が高くなる、いうことが様々な研究結果によるエビデンスを添えて説明されています。例えば、説明する、質問するということは、考えを整理し、自問自答すること、また相手からフィードバックをもらうことで、自分の考えがより整理され脳に定着するようなります。ある研究結果で、学習したことが脳に定着する行動で一番効果的なことが「説明する」ことであるとのこと。

 また、本書ではアウトプットの効果は学習効果だけでなく、アウトプットすることにより他者とのつながりに変化が生まれ、仲間同士や自分が所属するチームの問題を解決につながるきっかけになり、自分自身の問題解決にもつながることも説明されています。例えば、ポジティブなことを話すことでチームの実績が上がる研究結果があることが書かれています。

 他にも、ToDoリストや目標を書くことで自分に行動を促すことができること。物事を始めるときには作業興奮が生じ、やるきが出てくるものなので、チャレンジすることでしか状況を変えることはできないから、なかなか腰が重い時でもとにかく始めるということが重要だということ。泣く、という行為によってストレスホルモンが低下するので、つらい時は泣ける映画でもみて泣いたほうがいいこと。なと、様々な心理テクニックは自分にとってとても参考になりました。

 この本を読んで、私は日記を書くことを始めました。初めは何もかけないこともあったのですが、今日の終わりに一気に書くのではなく、仕事の前に今日の目標や今日の気分、ToDoを書き、帰宅後に今日の出来事や目標に対してどうだったか等を書くようにしました。その結果、自分がありたい姿を意識して何をするかを考えるように、少しはなったのではないかと思っています。特にToDoに「筋トレする」「1万歩歩く」といったことを書くと、書いた自分を裏切れなくなるせいか、日記を書く前よりもちゃんとこなすようになったと思います。アウトプットはしっかりと自分の心にきく薬になっています。

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